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全国の地域おこしの取り組み
​現在高齢化・人口減少が加速する日本にとって地方を盛り上げ人を呼び込むことは地方のみならず日本全体にとっても重要な課題です。
日本の地方は、医療へのアクセスの低下、公共交通機関の不便さ、住民の孤独感など、住民の生活環境に関わる課題に加え、地域社会やコミュニティの課題(地域経済の衰退、資源管理を担う人材の不足、コミュニティの活力の低下など)にも直面しています。
そこで、新たな段階への社会の移行が求められています。
ここでは持続可能な町づくりに向けて全国で行われている様々な活動を紹介します。

自然を活かした取り組み

エコツーリズムからジオツーリズムへ
薩摩川内市、㈱薩摩川内市観光物産協会、 甑島ツーリズム推進協議会

内容

市と観光物産協会が中心となり、旅行会社などへのプロモーション活動による旅行誘致と、受入環境整備を進める。島の資源を活かして観光案内所の設置や観光船、ダイビング、定置網観光を行い、観光客の利便性と満足度の向上に努めている。地域おこし協力隊など若い世代が中心となって、地域資源の掘り起こしや商品開発、情報発信を行った。それによって観光客に情報が広まり、甑島の認知度が向上した。また 、行政もプロモーション活動に力を入れ、メディア等の露出の機会が増加した 。

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成功のポイント

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​バリアフリー化を推進した取り組み

​バリアフリー化で温泉旅行を全ての人に
​佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター、嬉野市

内容

嬉野市では温泉地のバリアフリー化をハード面・ソフト面の両方で進める事により、これまで温泉旅行を諦めていた高齢者や障がい者の方々の受け入れが可能になった。

佐賀嬉野バリアフリーセンターは宿泊施設や温泉街のバリアフリー化整備を行い様々なサービスを提供している。最も介護が必要な「温泉入浴」に特化した人的介助サービスを行うことにより、ヘルパー等が同行する介護旅行に比べて旅行コストを低く設定することができた。

また、親孝行家族旅行や老々夫婦のリフレッシュ旅行といった新たなマーケットが生まれている。

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成功のポイント

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